23 February 2024
パンデミックが問いかける社会科学者の役割とはなにか。社会科学のあり方はどのように変化したのか。 東大社研の先生方と取り組んだ研究が書籍になりました。 ぜひご覧ください!
https://www.keisoshobo.co.jp/book/b640381.html
Project page: https://web.iss.u-tokyo.ac.jp/methodology/subprojects/covid-19.html
<書誌情報>
加藤晋・田中隆一・ケネス・盛・マッケルウェイン編著「パンデミックと社会科学」
<目次>
はじめに:パンデミックの中の社会科学者
第1章 パンデミックにおける社会科学の役割とその変容[加藤晋,田中隆一]
I 情報と信頼
第2章 国民の政治意識の変遷[ケネス・盛・マッケルウェイン,澁谷遊野]
第3章 政府要請による社会的信念の変化[加藤晋,飯田高,石田賢示,伊藤亜聖,ケネス・盛・マッケルウェイン]
第4章 パンデミック初期のSNS利用と人々の行動[庄司匡宏]
第5章 信頼される「専門家」の特性[近藤絢子,ケネス・盛・マッケルウェイン]
II 健康と家族
第6章 パンデミックと主観的ウェルビーイングの軌跡[石田賢示]
第7章 パンデミックの若者・家族への影響:中学生と母親の追跡調査から[藤原翔]
第8章 ソーシャル・ディスタンス政策のメンタルヘルスへの影響[瀧川裕貴,呂沢宇,稲垣佑典,中井豊,常松淳,阪本拓人,大林真也]
III 社会と制度
第9章 パンデミックと司法制度[齋藤宙治]
第10章 国際保健法の遵守確保:管理,制裁,報奨[中島啓]
第11章 パンデミック下の雇用創出[川田恵介]
第12章 高等教育におけるオンライン授業の価値評価[エリック・ウィース,田中隆一]
あとがき
索 引
執筆者紹介